5月, 2017 | フェイバリットストーン店長ブログ

エメラルド　Pt900　リング　1.198ｃｔ　D計0.567ct

四弁の花びらに、まるで朝露のようにきらめく１２粒のダイヤモンドをたたえた、
まるでパンジーのように愛らしいエメラルドのリング。

エメラルドは、その色合いの美しさを最大限に引き出し、かつ内包物の多いデリケートな性質を補うために開発された「エメラルド・カット」が施されることが多い宝石です。

しかし、実はつるんとした「カボション・カット」も最近人気上昇中！まるでレンズのように半球体に磨かれたその表面は、エメラルド特有の多彩な内包物世界へと私たちを導いてくれる小窓です。

角度を変えて眺めると、にぎやかに内包されたインクルージョンからの光の反射が私たちの目を楽しませてくれ、あっという間にエメラルド特有の世界観に引き込まれてしまいます。

宝石を選ぶポイントに「透明度の高さ」は欠かせないですが、エメラルドを選ぶときはそこにこだわるのはナンセンス！内包物を「ジャルダンー庭ー」と言わしめたその特徴的なインクルージョンは、エメラルドに限ってはむしろ「楽しむ一要素」として愛してあげてください。

エメラルド・カットとは雰囲気をガラリと変える、エメラルドのカボション・カット。普段の気高い雰囲気を脱ぎ去って、女性らしく柔らかな、まるで森の妖精が被るお花の帽子みたいなぷっくりとした印象がたまりません。

周りを囲う12粒のダイヤモンドは、肉眼ではわかりにくいくらいほんのりと黄色みを帯びた、透明度が高くカットの揃ったものが使用されています。

カットが良い分、小粒ですが輝きも強く、カボション・カットの艶感とのコントラストが絶妙な一品。

「エメラルドは好きだけど、クラシカルなデザインが多いからなかなか手が出しにくいわ」と思われているそこのあなた！

普段使いにも、カジュアルにもデートにもきっとヘビーローテーションで活躍してくれるエメラルドのリング、
是非いかがでしょうか？

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