☆1.365ct☆ファンシー オレンジ ブラウン ダイヤルース
昨日は、江戸川の花火大会だったようですね。
この時期は、仕事帰りに浴衣姿の女性や男性(意外に多い!)を見かけることが多いので、一日の疲れが吹き飛ぶくらいの風流さを感じていいなあと思っている今日この頃です。
毎年このくらいの季節になると、女性の鑑定士が多い当店でも、「浴衣着たいね~♪」などと、色めきたったキラキラした話題が多くなります。
当店は実店舗もあるので、スタッフの”浴衣デー”なども季節を感じていいなと毎年思うのですが・・・。
やはり、今年も実現せずに終わりそうです。
ちなみに、浴衣姿でのご来店も歓迎しております!
・・・と、ちょっと浮き足立ったところで、本日も”勝手にオススメ商品♪”のご紹介に参りたいと思います。
私個人のことをちょっとだけお話ししますと、元々は色石に携わった仕事をしたくて宝石鑑定士の資格(F.G.A.)を取得しました。
しかし、知れば知るほどやはり宝石の王者は「ダイヤモンド」だなあと実感することは少なくない。それぞれの石にそれぞれの魅力があることは当然なのですが、きっと一通りの宝石を巡り巡って、みんな最終的にはダイヤモンドに戻ってくるのではないかな、と感じることが多くなってきました。
そこで!
今回は、大粒のブラウンダイヤのご紹介をしたいと思います。
すべての宝石は、限られた条件下の厳しい環境の中で、非常に長い年月をかけて結晶していきます。それを考えると、大きく結晶した宝石たちはそれだけで奇跡です。
特にダイヤモンドは、地中の奥深くの”高温高圧”の過酷な状況下で成長する宝石。エレガントに眩く輝くその裏側に、想像を絶する成長の過去が隠されているなんて、俄かには信じられません。
今回のご紹介のダイヤモンドは、AGTジェムラボラトリーの鑑定書で「ファンシー オレンジ ブラウン」が出ている一粒。「ファンシー」がついていることでお分かりの通り、色味がしっかり感じられます。そしてその色合いは「オレンジブラウン」。この名称は、オレンジとブラウンの割合がちょうど半々のバランスの良いものにしか付けることができません(ブラウンが強いとオレンジィブラウン、オレンジが強いとブラウニッシュオレンジと表記される)。
暗すぎず、明るすぎない落ち着いた色合いのマーキースカットのダイヤモンド。
まだ時期的にはちょっと早いですが、秋の夕暮れの、まだ暖かい空気をちょっと残した太陽の光の一瞬を閉じこめた、その日が暮れるのを惜しんでいる木の葉の結晶のような、幻想的な、優しさと切なさをはらんだ印象的なダイヤモンドです。
クラリティはSI-2ですが、写真でもお分かりの通り、肉眼で見て輝きに影響があったり色味を邪魔する濁りがあるようなものではありません。
私だったら、長さがある石なので指輪よりもネックレスのトップに、しかも首が長く見える効果を期待して縦に揺れるタイプに加工したいな、などと想像が膨らみます。
ルースからこだわって選ぶのは、ちょっと贅沢な試みです。
必需品ではなく贅沢品だからこそ、妥協せずに「自分だけの一粒」と出逢っていただきたい・・・。
私たちは、そう願っています。
商品の詳細は、上に掲載の写真をクリックもしくはこちらから↓